こんにちは!たのです。
以前、47都道府県別土地代と注文住宅の建築費について解説しました。
土地代抜きの建築費だけでも平均3480万円かかり、それに土地代や諸費用がかかってきます。
せっかくのマイホーム、こだわるところはこだわりたいですし、抑えられるところは抑えたいですね。
今回は、マイホーム予算別イメージ と年収別適正予算 と併せて解説してします!
この記事のような人におすすめ!
家の費用を抑えたい
理想の家はいくらで叶うかを知りたい
自分に合った適正価格を知りたい
わかりやすく解説していきますのでマイホームのイメージを膨らませてみましょう♬
概要
この記事を読むことにより、
- 1000・2000・3000・4000万円代予算別イメージ
- 自分に合った適正価格
- 家のコストダウン方法
を知ることができます。
予算金額別!マイホームイメージ
1,000万円代・2,000万円代・3,000万円代・4,000万円代といったそれぞれの価格帯で建てられる家のイメージはこちらです。
1,000万円代の家
1,000万円代の家はローコストのハウスメーカーや中堅ハウスメーカーで、大きめ平屋から2階建てのスタンダードは該当します。
詳細なイメージとしてはこちらです。
- デザインは凹凸の少ない真四角のシンプルな家。
- 屋根は三角屋根(切妻屋根)片流れ屋根など。
- ドアや部屋数の少ないシンプルな間取り。
- 1人~4人住まい。
- 部屋数は2LDK~4LDK
注意
1000万円代だとシンプルな間取りや仕様が基本となります。
断熱性や耐震性などを高めたい場合は難しくなってしまいます。
2,000万円代の家
中堅ハウスメーカーだと、一部こだわりを持った外観・内装を叶えられます。
詳細なイメージとしてはこちらです。
- ロフトやサービスルームを設置する間取りの自由度を高められる。
- 断熱性や耐震性に優れた家、浴室やキッチンを最新式にするなど性能にこだわることができる。
- ベランダ・出窓の設置、外壁にタイル・レンガを使用など部分的にこだわりを持てる。
- 3人~5人住まい。
- 部屋数は2LDK~5LDK
注意
2000万円代だと一部こだわることができますが、どこをこだわりたいか選ぶ必要があります。
3,000万円代の家
3000万円代は平均価格帯であり、ファミリー向けなら機能性・実用性は十分と言える家を叶えることができます。また一部グレードアップの選択肢も広がります。
詳細なイメージとしてはこちらです。
- 塀や柵の設置や北欧風の外観・漆喰の壁などデザイン性を高められる。
- 無垢の木素材・吹き抜けのリビングなど内装にこだわりを持てる
- 床暖房・食洗機や浴室乾燥機・防音性能の設置など機能性を高めることもできる。
- 4人~7人住まい。
- 部屋数は3LDK~6LDK
注意
1000万代・2000万円台と比べてこだわりを増やすことはできますが、上記すべてを叶えることは難しいです。こだわりたい部分をいくつかに絞る必要があります。
4,000万円代の家
4000万円代は理想の家を建てることができる予算と言われており、こだわりを追求した家などが叶えられます。
詳細なイメージとしてはこちらです。
- 3階建て、輸入住宅、ZEH(エネルギー収支をゼロ以下にする家)・二世帯住宅が実現可能。
- 家の形状をL字型やコの字型といった個性的な間取り・外観を叶えることができる。
- 中庭や屋上などをつけることができる。
- 延べ床面積40坪の建築が可能
- 4人~7人住まい。
- 部屋数は4LDK~7LDK
自分の年収なら家を建てるにはいくら必要?適正予算大公開
一般的に建築費・土地代・諸費用を含めた適正予算は年収の5〜6倍と言われています。
また、頭金や諸費用に使う自己資金もある程度準備する必要があり、予算の20%以上が理想的です。
適正予算が3500万円の場合、700万円という計算になります。
自己資金を多く準備したら住宅ローンの借り入れは少なくなるというメリットも大きいです。
適正予算計算式
計算式で言うと、
住宅適正予算=年収×年収倍率+自己資金
です。
年収別適正予算
年収別予算は以下表のようになります。
ここでは年収倍率を5.5倍としています。
年収 | 適正予算(年収倍率5.5倍) |
400万 | 2200万円+自己資金 |
500万 | 2750万円+自己資金 |
600万 | 3300万円+自己資金 |
700万 | 3800万円+自己資金 |
800万 | 4400万円+自己資金 |
900万 | 4950万円+自己資金 |
1000万 | 5500万円+自己資金 |
年収にあったローン設計
また、マイホームを購入する際のローン設計として、年間支払額は世帯年収の20%以内に収めるのが良いと言われています。
例えば、世帯年収600万円の場合、年収の20%は120万円、月額にして10万円という計算になります。
家のコストダウン方法
予算はおいくらになりましたでしょうか?
きっとイメージしていたよりも多くかかってしまうと驚いている方も多いと思います。
以下は予算を抑える方法を紹介していきます。
延床面積を少なくする
延床面積とは、室内すべての階の総面積を指します。
延床面積が大きくなるほど建築費も高くなります。
土地代が安い場合は広い土地を選び、3階建てから2階にするなど延床面積を減らすことができます。
間仕切りを減らし、シンプルに
部屋数を減らすことにより、ドアや壁材、クロスなどが減りコストを減らすことができます。
欲しい部屋を取捨選択し、仕切りたい場合はパーテーションなどを使うといった工夫もできます。
もし小さいお子さんがいる方で子供部屋を検討されているなら、今は仕切りは考えず将来間仕切りできるように下地を入れておくこともできるので。
水回りはまとめる
水回りを分散させると、排水管の工事費が高くなります。
水回りはできるだけ1か所にまとめる工夫、例えばトイレと洗面所、ユニットバスは全て隣同士になるような間取りといった方法があります。
キッチンもできるだけ洗面所やトイレに近くなるように設計しましょう。
シンプルなデザイン
屋根の形を片流れまたは切り妻にする、窓の数を減らす、大きい窓を作らない、凹凸のないシンプルな形といった工夫でコストを減らすことができます。
収納スペースを1箇所に、扉をつけない
部屋ごとにクローゼットを設けるより、大きめのウォークインクローゼットを設置するなどできるだけ1箇所にまとめるようにするとコストダウンできます。
収納スペースを増やせば増やすほど、間取りが複雑になり工費がかかるからです。
また、扉の数増えるほど費用がかかるからです。
和室をつくらない
和室は畳や障子などはメンテナンス費用もかかり、造作材に白木を使用したりなど洋室に比べてコストが高くなります。
和の要素が欲しい場合は小上がりスペースを設置といった工夫もできます。
まとめ
予算別住宅と適正予算の計算方法、コストダウン方法をご紹介しました。
イメージはつきましたでしょうか?
適正予算やを予算別住宅を把握できればマイホーム計画もしやすくなるかと思います。
住宅ローンを組む際は最後まで無理なく返済できるかが肝心です。
当ブログの他記事も参考に資金作り・マイホーム計画のお力になれれば幸いです。