個人年金保険とは?iDeCoとの違いは何?メリットデメリット大解説

節税・貯蓄・必要なお金

こんにちは!たのです。 

以前は生命保険について解説をしてきました。

自分に合った生命保険を理解して自分に合った生命保険を選び、もしもの時のために対応できるようお金を備えたいですね。

病気などへのリスクヘッジのほか、退職した老後の資金計画はしていますでしょうか?

今回は老後の資金計画の一環、個人年金保険について解説をしていきます!

たの
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このような人におすすめ!
老後生活を豊かにするための資金作りを知りたい人
資金作りにはどんな種類があるかを知りたい人!

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 概要

この記事では

  • 老後必要な生活費・もらえる年金
  • 個人年金保険について
  • 個人年金保険とiDeCoとの違い

を紹介していきます!

老後の資金形成方法を知り、しっかりと運用していきましょう!

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老後必要なお金・もらえる年金

「老後資金2,000万円問題」というものを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

2019年の金融庁の報告書が発端となった言葉です。

では、老後必要なお金・もらえる年金ともらえる年金と共に、「老後資金2,000万円問題」の中身に解説していきます。

老後必要なお金

老後生活をしていく上で実際に老後にかかる費用は、生活水準によって異なります。2つの生活水準をもとに、老後生活をする上で必要かを見てみましょう。

最低日常生活費は月額20万円

令和元年度の生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、夫婦2人の老後の最低日常生活費は20~25万円と答えた方が最も多く、最低でも月額20万円であると言われています。

標準的な生活の生活費が26万円

また総務省統計局のデータによると標準的な生活の生活費は26万円という結果が出ています。

ゆとりある生活費は月額36万円

同調査によると、旅行やレジャー、趣味や習い事を楽しみたい、日常生活を充実させたいといったゆとりある生活をしたい場合は月額で平均36万円必要と言われています。

もらえる年金

上記では老後必要となる1月当たりの生活費を解説していきました。

65歳になると(繰上げて受給する場合は60歳)、年金が受給できますね。では、どれくらい年金がもらえるか、もらえる年金で老後の生活費は足りるかを見ていきましょう。

国民年金(老齢基礎年金)は月額平均5.5万円

国民年金(老齢基礎年金)の受給額は「保険料の納付月数」から算出されます。20歳から60歳の40年間(480ヶ月)まで継続して保険料を納付した人が、満額(年間78,1700円)を受け取れるということになります。

最大で月額65,141円、月額平均で5.6万円と言われています。

厚生年金(老齢厚生年金)は月額平均10万円

厚生年金の受給額は、「厚生年金の加入期間」「給与や賞与」によって算出されます厚生年金の加入期間が長く、給与や賞与が高い方ほど、厚生年金が多くなります。

厚生年金に38年間加入した場合の年収別厚生年金受給額は以下のようになっており、月額平均受給額は10万円と言われています。

平均 年収厚生年金 (38年)年額月額
200万42万3.5万
300万63万5.2万
400万84万7万
500万105万8.7万
600万125万10万
700万146万12万
800万167万14万
一人当たりの年金受給額は15.5万円

上記の国民年金(老齢基礎年金)+厚生年金(老齢厚生年金)を合算した1人当たりの年金受給額は15.5万円です。

平均収入で40年間就業した夫と40年間専業主婦だった妻は月額20万円と言われています。

老後資金2,000万円問題の真意

このことから老後、標準的な生活を送ろうとすると、公的年金だけでは毎月約5.5万円が不足している、65歳以降30年間生きるには約2000万円の資金が必要ということです。

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個人年金保険について

老後生活していくには、国民年金や厚生年金といった公的年金だけでは厳しい場合があります。

そこで公的年金に補填する目的で、個人年金保険やiDeCo、NISAなどといった資金計画が大切です。

今回解説していく個人年金保険とは厚生年金のように加入中に保険料を支払い、受取開始時期を迎えると一定額の年金を受け取るといった保険商品です。

個人年金には年金の受給期間が決まっている有期年金・確定年金受給期間が終身の終身保険の主に3種類あります。また、夫婦年金というものもあるので合わせて紹介しておきます。

有期年金10・15年など支払期間を定め、被保険者の生存を条件として、年金が支払われるもの。
被保険者が死亡した場合はその後の年金の支払いは終了する。
確定年金支払い期間中は被保険者の生死を問わず、年金が支払われるもの。
被保険者が死亡した場合、遺族に対し年金が支払われる。
終身保険被保険者が生存する限り、一生涯が支払われる。
夫婦年金夫婦いずれかが生存する限り年金を受け取れる個人年金保険。

運用方法は契約時に保険会社が定めた「予定利率」により運用する定額年金保険運用実績により将来受け取る年金額が変動する変額年金保険があります。変額年金保険は年金額が増える場合もありますがすが、元本割れする可能性もあります。死亡給付金は最低保証があることが一般的です。

個人年金保険のメリット・デメリット

個人年金保険のメリットは

  • 老後に向けて計画的にお金を積み立てることができる
  • 支払った保険料の額に応じて、生命保険料控除の対象となり最大年間4万円まで「個人年金保険料控除」を受けられ、所得税・住民税を節税できる。

ことです。

個人年金保険のデメリットは

  • 変額年金保険の場合インフレの影響を受けやすく受給額の元本割れの恐れがある。(定額年金保険は固定金利のため受給額は変わらない)
  • 加入期間が短いとが短いと、支払い保険料よりも解約返戻金が少なくなる場合や全く戻ってこないという途中解約のリスクがある。

ことです。

老後資金の計画・相談はこちらから!年金・貯蓄の無料相談サイト ガーデン

個人年金保険とiDeCoとの違い

個人年金保険とiDeCo、どちらも所得控除の対象となっており、老後の資産計画のために使われますが、その二つはどのように違うのでしょうか?

二つの違いを見てみましょう!

たの
たの

iDeCoについても後日紹介!
ブックマークに保存しておきましょう!

項目個人年金保険iDeCo
支払い上限金額保険会社による自営業者 月額6.8万円
会社員  月額2.3万円
公務員  月額1.2万円
専業主婦 月額2.3万円
加入可能期間保険会社による原則60歳まで
控除額最大4万円支払った掛金の合計額
解約について途中解約可能原則60歳まで途中解約できない
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